なぜ今、AIネイティブにならねばならないか
乗り遅れているのは、あなたではなく「世界の99%」の方だ。
いまAIに課金している人は、人類のおよそ0.5%にすぎません。 ChatGPTすら触ったことがない人が大半で、「Claudeって課金した方がいいの?」という質問が当たり前に飛んでくる段階です。 つまり今は、少し先に動くだけで決定的な差がつく稀有なタイミングだということ。
この講座は、立ち位置の違う3つの層すべてに向けて設計されています。
AIこれから層
AIをまだ触っていない。1日の利用は15分以下、課金もしていない。→ まず「焦るべき理由」と最初の一歩を持ち帰る。
AI使い始めた層
「Claude Codeがやばい」と聞いて課金し、1日3時間ほど触っている。ただ人生はまだAIネイティブになっていない。→ 点の利用を「OS化」する道筋を持ち帰る。
AIネイティブ層
人生をすべてAIで運用でき、Post AIが現実に迫るなか「これから何をするか」を考えている。→ 本講座のクライマックス(Module 5)が本題になる。
- AI課金者は人類の0.5%。今は「早く動いた者勝ち」の局面
- どの層にいても、次にやるべきことは明確に存在する
AIエージェントの本質
AIは「便利なツール」ではない。あなたの仕事と思考が走る“OS”である。
多くの人がやっている「個々のタスクでAIに聞く」使い方は、率直に言えば「ちょっと有能な検索」を使っているにすぎません。本当のレバレッジは、その先にあります。
アプリ型 vs エージェント型
ChatGPTやClaudeのアプリは自由度が低い。提供元の技術しか使えず、自分のパソコンと繋がらず、 ファイル操作・ブラウザ操作・自動化スクリプト・スキル作成ができません。
一方、ターミナルで動くAIエージェント(Claude Code / Codex / OpenClaw / Hermes Agent)は、 自分で自由にカスタマイズできる「何でもできるAI」です。
AIネイティブの定義
- 点の利用=「有能な検索」。本質は事業と思考をエージェントに丸ごと理解させること
- 自由度を取りにいくなら、アプリではなくターミナル型エージェント
仕事OS — 事業を丸ごと自律運転する
営業・デリバリー・バックオフィスのすべてが、Claude Codeの中で自律的に動く。
講師の自社事業「ミエルAI」(AI検索対策 / GEO)を題材に、 会社の活動が丸ごと自動化されている実例を解説しました。価値提供の本質は「高品質なコンテンツを安く作り、AI経由で顧客の売上を伸ばす」こと。
全体像:セカンドブレインという発想
最上位に「基島隆蔵の脳を再現したセカンドブレイン」を置き、その下に各事業をぶら下げる。 事業はその脳が動かす“出力”にすぎない、という設計です。
① 営業(リード獲得)
- X自動化:伸びる投稿を伸ばす。実績は約5日で500万ビュー → 有望商談5〜6件
- Meta広告自動化:自動最適化+バナーは画像生成
- メール営業:スクレイピング→パーソナライズ。あえて誤字を入れて人間味を出す/日時を抜いて再送しアテンションを引く
- Facebook営業、アライアンス締結、営業資料・個別提案資料の生成まで自動
② 営業 × 議事録の連携(30分で個別提案)
商談にCirclebackを同席させ、MCPでClaudeに接続。商談終了 → 議事録が自動でClaudeへ → フォローアップメールと個別提案スライドを起案 → 「これでいいですか」と人間確認を挟む → 承認後に生成 → 目を通して送信。結果、個別提案資料を約30分で送れる。
③ デリバリー(GEO)
プロンプト作成・記事企画・記事作成・投稿・計測レポート・月報/週報まで自動化。クライアントとのコミュニケーションも自己改善し続ける。
④ バックオフィス(財務)
freee APIで法人カード・銀行口座・個人口座を連携し、会社のお金の動きを一元管理。売却までの数値目標も設定。
設計思想:スキル / ワークフロー / スクリプト
再現性を担保するため、AIの知能が不要な作業はスクリプト、タスクの流れはワークフロー、処理工程はスキルに分ける。 「AIが間違えないように、あらかじめ道を作ってあげる」という考え方です。
精度を守る:ハルシネーション対策
- Parallel(元X CEOが立ち上げた高精度検索API)を使う
- 必ず情報源(リンク)を明示させる
- Codexによるクロスレビュー。ただし「最新モデルを使うのが一番やりやすい一手」
最新トピック:Opus 4.8 / サブエージェント
講座前日に登場。1つのプロンプトで大量のサブエージェントが走り、膨大な仕事を一気にこなす。 記事作成でコンテキストが足りず止まっていた処理が一気に解けたのが「直近の発見」でした。
- 事業は「営業・デリバリー・バックオフィス」の3層。すべてエージェントで自律運転できる
- 鍵は「人間確認を挟む設計」と「スキル/ワークフロー/スクリプトの分離」
- 精度は Parallel・情報源明示・最新モデルで担保する
実演 — 自動化ワークフローをゼロから作る
「動画を投げるだけで、毎日のNote記事が完成する」を、その場で組み上げる。
参加者でもあるいただきますマンの食べ物系Note記事を題材に、ワークフローをライブでスキル化しました。
実演の手順
- 動画をターミナルのチャットに渡す
- 「これをもとに毎日Note記事を書きたい。明日以降は動画を渡すだけで完成する形にして」と依頼(参考に既存記事も添付)
- Claude Codeが数分でスキル化
- 中身:文字起こし → 投稿傾向の分析 → 音声化 → 代表フレーム抽出 → 記事本文生成 → 動画から店舗を特定し公式リンクを取得して挿入 → 既存スタイルを踏襲
はじめの一歩:Claude Code導入
- ターミナル.app を開く
- 公式のインストールコマンド(get-claude-code)を実行
- claude と打つと起動
- 課金は Claude か Codex のどちらかでOK(両方は不要)。音声入力ツールを使うと入力が楽
- 「繰り返す作業」は、その場で会話するだけでスキル(自動化)に変えられる
- 導入は数分。まず claude を起動して、自分の業務を一つ任せてみる
GEO / SEO の最前線
検索はもう「キーワード」ではなく「どんな会話で引用されるか」の勝負になった。
大前提は「高品質なコンテンツを安く作り続ける」こと。これはSEOにもAI検索にも効く資産になります。
SEOとGEOの決定的な違い
SEOでは検索キーワードがGoogleからデータで取れる。しかしChatGPT等はプロンプトを公開しません(ユーザーのプロンプトは機微情報だから)。だからGEOの仕事は——
- ① どんなプロンプトで出てほしいかを設計する(CVが高そうな文脈を、SEOのキーワードボリュームも見て設計)
- ② 第三者APIで ChatGPT・Google AI Overviews の順位を日々計測 → 引用されている記事を分析 → データに基づき記事を生成
ポイントは「記事の方向性と、聞かれている文脈が似ているか」が重要な引用指数になること。
最新動向
- llms.txt:Anthropicが提唱。「Anthropicとperplexity以外は意味がない」とされ、最近Googleが明言して一部炎上
- auth.md:読むだけでアカウント開設・ログインを済ませる新しいオープンソースのプロトコル
- Googleが「人間が書いたコンテンツよりAIが書いたコンテンツの方が引用されやすい」と言い始めた、というホットトピック
- GEO=「出てほしい文脈の設計」+「第三者APIでの日次計測」
- 土台は一次情報を含む高品質コンテンツ。そこは人にしか作れない
ポストAIの人生設計
人間より賢く、休まない労働力が手に入った。では、人間は何をするのか。
これが講師が「今回いちばん話したかった」テーマです。AI時代とは、人間より賢く、計算資源という非生物的なものが労働してくれる時代。献身的に働く必要が、なくなっていく。
① やりたいことを全力でやろう
『お主、全力出してますか』ってよく聞くんですが、全力を出していれば、ぶっちゃけ人生バンザイだと思う。」
これまでは誰かが公務員や物流を回す義務を負っていた。重要な意思決定をする人さえいれば社会は回り、 労働力はAIが担う。だから一人ひとりが「本当にやりたいこと」に全力を注げる時代になる。
② プライベート/人間関係の時代
自分のことを何でも話せる友達を作ろう。純愛というか、人間の本能に従えるような関係性を作ろう。」
③ AIと人間は別物である
「AIエージェントと人間はまったくの別物。肉体的な接触・ぶつかり合いが持てる人間はかなり美しい。 AIができるところはAIに任せて、人間にしかできないところを人間で頑張ろう。」
「世界の中心は友達だと思っている。」
④ 計算資源とお金
「今、計算資源を取っておかないと詰むんじゃないか」という説。計算資源は将来ゴールドのように扱われるかもしれない。 「直近はお金が必要。お金を稼ぐのも、また人間としての醍醐味。」
- 労働がAIに移るほど、人間の価値は「全力で生きること」と「人間関係」に集約する
- AIは別物。任せられるものは任せ、人間にしかできないことに全振りする
おわりに — ファーストビリーバーへ
集めた一次情報はデータセット/プラットフォームへ発展させ、Webアプリ・APIで講座にもアクセスできるようにしていきます。 大企業の創業者・社員へのインタビューで、AI時代の一次情報を残すチャンネルも始動予定。 第1回からご参加いただいた方を「ファーストビリーバー」と呼び、できる限りの恩返しをしていきます。
第2回は1ヶ月以内を目安に開催予定です(日程は別途ご案内します)。
当日の録画
配布資料
当日の投影スライドです。講座の流れに沿った補助資料としてご活用ください。
参加者の声
★★★★★ 満足度 5.0 / 5.0







